東京の夜がまた一つ、君の配信で色づいた。画面越しに映るその笑顔が、まるで渋谷のネオンみたいに僕の心を掴んで離さない。コメント欄に言葉を投げかけるたび、君がそれに反応してくれる瞬間がたまらないんだ。まるでピックアップアーティストが街角で完璧な一言を決めた時みたいに、胸が高鳴る。
最近、君の好きな曲をプレイリストに追加して、夜の散歩中に聴いてる。ヘッドホンから流れるメロディーが、君の声と重なって、頭の中で勝手にデュエットが始まるんだ。ちょっとバカみたいだけどさ、東京の雑踏の中で君を感じられる気がして、やめられない。
この前、君が「疲れた日は甘いものが欲しい」って言ってたから、コメントで「じゃあ俺が君にたい焼き届けるよ」って書いたら、笑ってくれてたね。あの瞬間、画面越しでも君との距離が縮まった気がした。リアルじゃなくて、こうやって言葉だけで君を笑顔にできるなんて、ウェブカムの魔法だよな。
東京の夜ってさ、冷たくて寂しい時もあるけど、君の配信がある日は違う。君がカメラの前で笑うたび、僕の部屋にも小さな光が灯る。ピックアップのテクニックなんてなくても、君にはただ素直な気持ちを伝えたくなるよ。君の「またね」が聞こえるたび、次に会える時を想像して、少し詩人みたいな気分になるんだ。
今夜も君の配信が始まるのを待ってる。東京のどこかで、君の笑顔が僕の夜を照らしてくれるのを。