最近、東京でのオンラインデートで映画トークが意外と盛り上がるなと感じている。特に日本の映画やドラマを話題に出すと、相手との距離が縮まりやすい気がする。たとえば、是枝裕和監督の「万引き家族」を挙げると、自然と家族観や日常の価値観について話が広がる。作品自体がリアルで感情に訴えるから、表面的な会話じゃなくて深い部分に触れられるのがいい。あと、東京が舞台の作品だと「このシーンって新宿っぽいよね」とか具体的な場所を引き合いに出して、共感を得やすいのもポイントだと思う。
逆に、軽い雰囲気で攻めたいときは、最近のドラマだと「東京ラブストーリー」のリメイク版とか話題にしやすい。懐かしさと新しさが混ざってるから、世代が違っても「あのシーン覚えてる?」とか「現代版どう思う?」みたいな感じで自然に会話が弾む。ただ、いきなりマニアックな作品ぶっこむと引かれちゃうこともあるから、相手の反応見ながら調整するのが大事だ。例えば、自分は「君の名は。」とかメジャーどころから始めて、興味ありそうなら「東京物語」とか小津安二郎のクラシックに持っていくパターンも試してる。
映画トークのいいところは、外見とかトークのテクニック以上に、相手の内面とか感性が見えてくるところだと思う。東京って都会だから、オンラインデートでも「忙しい日常の中で何に価値をおいてるか」が見え隠れする。特に映画の好みって、その人のペースとか生き方が反映されるから、第一印象をアップさせるには最適な話題だ。ただ、押し付けがましくならないように、こっちが一方的に語るんじゃなくて「この映画見たことある?」とか質問混ぜて相手の意見を引き出すのがコツだと思う。そうすると、向こうも話しやすくなって、お互いの印象が良くなる流れができる。東京のオンラインデートだと時間も限られてるから、こういう効率的な話題選びは結構使えるんじゃないかな。