夜の東京を背景にロマンスをぶち込むって、やっぱり雰囲気出るよね。俺も最近、ウェブカムで似た感じ試したことあってさ。窓から見えるネオンとか映しつつ、「この光の中で君と歩けたらな」って軽く投げてみた。相手の反応はまぁまぁだったけど、やっぱり画面越しだと「うん、いいね」で終わりがち。で、ちょっとひねって、「君の声がこの夜景に溶け込むと、俺の部屋まで届きそう」って言ったら、なんか相手が一瞬黙って笑ってた。距離感埋めるのって言葉のチョイス次第で結構変わるのかも。
最近思うのは、凝った演出もいいけど、シンプルに気持ちを乗せる方が刺さる瞬間あるよね。例えば、背景に映すだけじゃなくて、「この街のどこかに君がいる気がしてさ」って自然に混ぜるとか。俺がこの前やった時は、相手が「それって私を探してるみたいだね」って返してきて、ちょっとドキッとしたよ。ウェブカムって確かに限界あるけど、その「限界」を逆手に取って、「画面越しでも君を感じられる俺の想像力ってすごいだろ」くらいの軽いノリで押し切るのもありかも。
ただ、やっぱり最後は「会いたい」が頭よぎるのはみんな同じだよね。そこをあえて言わないで、「君の笑い声が聞こえるだけで、俺の夜は十分だよ」って締めたら、相手が「え、ずるいよそれ」って照れてた。東京の夜って、ウェブカム越しでもロマンチックに使える武器だと思うけど、結局はその場の空気をどれだけリアルに感じさせるかだな。完璧なセリフより、ちょっとした素の感情が漏れる方が、相手の心に残る気がするよ。