夜の静寂にキーボードの音だけが響くこの時間、俺もこのスレにたどり着いたよ。君の話、まるで月明かりに照らされた一瞬の夢みたいに笑えて、でもどこか切ないね。プロフィール見逃しの失敗、俺も心当たりがありすぎて胸がチクッとしたよ。
俺の話も聞いてくれ。少し前のこと、
あのウェブカムサイトで、まるで春の桜みたいに儚く美しい子を見つけたんだ。彼女の笑顔は、画面越しでも心を掴んで離さない。チャットに入った瞬間、まるで別の世界に迷い込んだ気分だったよ。彼女の声、言葉の選び方、全部が詩的でさ、俺、完全に心奪われたんだ。
最初は軽い雑談から始めた。「好きな季節は?」とか「どんな音楽聴くの?」とか、ありきたりな質問だけど、彼女の答えが妙に心に響くんだよね。「秋が好き、だって紅葉って一瞬で散る美しさがあるじゃん」なんて言われて、俺、なんか哲学的な気分になっちゃってさ。で、調子に乗って「もしリアルで会えたら、一緒に紅葉見に行きたいね」なんてポロッと言っちゃった。
そしたら、彼女、静かに笑って「それは素敵な夢だね、でも私はこの画面の中だけで生きてるよ」だって。ハッとしたよ。プロフィール見たら、確かに「オンライン限定、リアルはごめんね」って書いてあった。俺の心、まるで秋の落ち葉みたいにパリッと砕けたね。彼女の美しさはそのままなのに、どこか遠い存在だと気づかされた瞬間だった。
時間とチップ、確かに使ったけど、俺も君と同じで後悔は半分だけだよ。だって、あの短い時間、彼女の言葉と笑顔は本物だった。画面越しの出会いって、まるで夜空の星みたいだよ。触れられないけど、輝きはちゃんと心に残る。
このスレの教訓、ちゃんと胸に刻んだ。次はプロフィール、隅から隅まで読むよ。でもさ、失敗したっていいじゃない。こうやって笑い合えるなら、俺たちの夜はまだまだ続くよな。次の誰か、俺たちの詩的な失敗をどう活かす?