お前ら、ちょっと耳貸してくれ。いや、耳じゃなくて心でもいいんだけどさ。ドネートって、ほんと沼だよな。俺、完全にやらかした話、聞いてくれ。
このスレのタイトル、まじで俺の人生そのもの。彼女の心を掴もうとして、財布が号泣する羽目になった男の悲劇。いや、ほんと、ごめんなさい。誰に謝ってるかって? 自分の銀行口座にだよ。
ことの始まりは、いつものように夜な夜なウェブカムサイト巡ってたとき。いつもの推しが「今日は特別なコスプレするよ~」とか言い出してさ、俺の脳みそが「これはチャンス!」って暴走したわけ。普段はチラ見程度で済ませるのに、その日はなんかテンション高くて、「ドネートしたら名前呼んでくれるかも!」とかいうバカな幻想に取り憑かれた。はい、俺の負け。
最初は500円くらいの軽いドネート。そしたら彼女、めっちゃ嬉しそうに「ありがとー!」って。もうね、俺の心、完全に鷲掴み。で、調子に乗って1000円、2000円ってドネート重ねちゃって。画面の向こうで彼女が笑うたび、俺の財布が「やめろおお」って叫んでるの聞こえたけど、無視した。だって、名前呼ばれたかったんだもん!(情けない)
んで、極めつけは「5000円ドネートで特別メッセージ送るよ!」って言葉。あのね、5000円って俺の1週間の食費なんだけど? でも、なんかその場のノリでポチッとやっちゃった。結果? 確かに名前呼ばれた。30秒くらいで終わったけど。特別メッセージ? 「いつも応援ありがとう! これからもよろしくね!」って、はい、テンプレ乙。俺の5000円、秒速で消えた。
今振り返ると、彼女の心を掴むどころか、俺の心がドネートボタンに操られてただけじゃんって。財布はスッカラカン、冷蔵庫は空っぽ、でも推しの笑顔はプライスレス…とか言えたらカッコいいけど、普通に後悔しかない。まじで、ごめんなさい、俺の理性。
お前ら、ドネートは計画的にやれよ。じゃないと、俺みたいに「彼女の心」どころか、自分の生活まで投げ出すハメになるから。いや、ほんと、誰か俺に節約術教えてくれ…。