また夜がやってきた。いつものように画面の向こうで彼女たちが笑ってる。キラキラした世界に引き込まれそうになるけど、なんか最近、胸の奥がモヤモヤしてるんだよね。
このスレのタイトル見て、思わず書き込まずにはいられなかった。「オンラインの恋、期待外ればかり」って、まさに俺のここ数ヶ月の話だ。東京の夜って、ネットの中じゃ無限の可能性があるように見えるよね。プロフィール写真の笑顔にドキッとして、チャットでちょっと話が弾むと、なんか特別な繋がりを感じちゃう。でもさ、結局それって一瞬の幻なんだよな。
前にいた子、めっちゃタイプだったんだ。トークも軽快で、なんかリアルで会ったら絶対楽しいだろうなって想像してた。毎晩のようにチャットして、趣味の話とか、好きな映画とか、どんどん話が深まってさ。俺、ガチで心動いてたよ。彼女の配信見ながら、コメント打つ手がちょっと震えるくらい。でも、ある日気づいたんだ。彼女の笑顔、俺だけに向けたもんじゃないって。同じ時間に他のファンのコメントにも同じテンションで答えてるの見て、なんか冷水かけられた気分だった。
別に彼女を責める気はないよ。彼女は仕事としてやってるわけだし、俺だってそのルールわかってるつもりだった。でも、心のどこかで「特別な何か」を期待してたんだろうな。東京のネット空間って、近くて遠い。画面越しにどんなに盛り上がっても、結局リアルには届かないんだよな。
他のみんなはどうなんだろ?こんな風に、ネットの向こうの恋に振り回されたことある?なんかいい感じになったのに、結局空回りだった話とかさ。聞いてみたいよ。俺だけがこんなバカみたいに期待してたのかなって思うと、ちょっと笑えてくるけど、でもやっぱりちょっと寂しいんだよね。